涼×蘭
さすが夏休みというのか、普段の事なのか、人でごった返す原宿でも一際目立つ人影が……。
「ほんっと、一輝って方向音痴が酷すぎるわ」
はぁ、と飽きれ気味に言う百合は白地に青い薔薇、サテンの青いリボンが胸のすぐ下で結ばれたノースリーブのワンピースに白いレースの手袋、ストレートロングの頭には青の薔薇、腕にはカッチリとした鞄を掛けている。
「方向音痴なんじゃなくて覚えないだけだ!」
「原宿は私や雛ちゃんと、もう何度も来ているでしょう?!」
「覚えないだけだって!」
「何で覚えないのよ!」
「べ、別に良いだろ! 覚えなくても!」
「よくないわよ! 一人でラフォーレ前で雛ちゃんと待ち合わせできる!?」
「ほんっと、一輝って方向音痴が酷すぎるわ」
はぁ、と飽きれ気味に言う百合は白地に青い薔薇、サテンの青いリボンが胸のすぐ下で結ばれたノースリーブのワンピースに白いレースの手袋、ストレートロングの頭には青の薔薇、腕にはカッチリとした鞄を掛けている。
「方向音痴なんじゃなくて覚えないだけだ!」
「原宿は私や雛ちゃんと、もう何度も来ているでしょう?!」
「覚えないだけだって!」
「何で覚えないのよ!」
「べ、別に良いだろ! 覚えなくても!」
「よくないわよ! 一人でラフォーレ前で雛ちゃんと待ち合わせできる!?」