涼×蘭
「一輝!」

「なんおっ!?」

「大好き!」

「っ!」

雛がいきなり抱き着いてきたかと思ったら、それを抱きしめ返す間も無く、雛が俺の頬にキスをした。
それから先ほどの雛と同じく、いや、それ以上に間抜けな顔でぽかーん、としているであろう俺に向かって雛は輝く笑顔と共に言った。

「一輝からばっかりじゃズルいもん!」
< 749 / 766 >

この作品をシェア

pagetop