涼×蘭
「皆さん、お腹は空いていますよね? お昼に鶏の唐揚げのおろしポン酢かけのなんてどうですか?」

「食べたいですっ!」

グッ! とガッツポーズをしながら剣ヶ峰と玲は同時に返事をした。元気だなぁと考えながら、腹が減っているのは俺も同じなので手を挙げる。

「それは良かった。では、食事の準備を……」

「手伝います」

「いえ、さすがに食事の準備は俺がやりますよ?」

鷹さんがお食事が終わるまではお客様の扱いですから、と付け足す。

「でも……」

「では、少しだけお手伝いをお願いします」

「あっ、俺もやります!」

「では二人でお願いします。涼は蘭の相手でもしててください。騒がしいので」

「ん」

鷹さんが部屋から立ち去る時、剣ヶ峰が鷹さん酷いですよぉっ!? と叫んでいた。
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