涼×蘭
「玲、待て」

「はい!」

「洗うのが先。次に半分に切って皮を剥け」

玲の顔を見るときょとん顔。本当に大丈夫か!?

「……大丈夫か?」

「えっ、あ、はい。大丈夫です」

大丈夫と言うなら少し様子を見てみよう、と万能ネギを取りだし、洗ってから切り始める。これくらいならお手のものだ。

「先輩早いですね」

ピーラーでなにやら小さな塊を作り出していた玲が俺の作業に感心している。待て。

「玲、その皮……」

「えっ?」

何でそんなに分厚く剥けているのか小一時間ほど問い詰めたい。
< 766 / 766 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

さぁ、跪いて快楽を乞え!

総文字数/34,074

恋愛(その他)119ページ

表紙を見る
眠り王子

総文字数/7,836

ファンタジー26ページ

表紙を見る
姫取物語

総文字数/60,149

恋愛(その他)210ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop