涼×蘭
「りょーう」

「あ?」

げっ! 原!?

「そのぐらいにしときな?」

「んだよ。俺の脳細胞死んじまった報いはうけねぇとな」

「ほーら。先生可哀想でしょ?」

先ほどから先生はガチガチ震えている。年配の先生なのに涼の頭叩くからだよ……。

そして残念なことに部屋が静まり返っている。
そりゃ……涼、恐いもん……。

「……チッ」

涼の舌打ちぃぃ……?!
これに太刀打ちできるのは原と輝ってやつと鷹(タカ)さん……だけ。俺の知ってる限りでは。

「そんなことしてると鷹さんが来ちゃうよ?」
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