涼×蘭
「ほら。蘭、こっち来いよ」
呼ばれた先は、涼の膝なわけで……。
「……やだ」
行ったらやっぱあれなわけで……。
「良いから早く来いよ。何もしないから」
そー言われてもやっぱり燿先輩と勠先輩を見てるから怖いわけで……。
「ほーら」
「に"っ?!」
俺は腕を引っ張られた。
まるでいつかの勠のように……。
「あー蘭あったけーー♪」
やっぱりこうなるわけだ。
「良かったなぁー涼ー」
原が恨めしそうにこちらを見ている。良いだろーうらやましいだろーお前も膝に乗りたいだ「一輝は、後でね」
「別に良いしー」
一輝がつーんとそっぽを向く。
「なんだー? 妬いてんのかー?」
「別に。妬いてなんかいませんよーだ」
妬いているようにしか見えないのだが……?
原と目が合った……が……!
ふん。お前なんか今だけなんだよ。
みたいな目で見られた……。
たしかにそうだけどさ。
呼ばれた先は、涼の膝なわけで……。
「……やだ」
行ったらやっぱあれなわけで……。
「良いから早く来いよ。何もしないから」
そー言われてもやっぱり燿先輩と勠先輩を見てるから怖いわけで……。
「ほーら」
「に"っ?!」
俺は腕を引っ張られた。
まるでいつかの勠のように……。
「あー蘭あったけーー♪」
やっぱりこうなるわけだ。
「良かったなぁー涼ー」
原が恨めしそうにこちらを見ている。良いだろーうらやましいだろーお前も膝に乗りたいだ「一輝は、後でね」
「別に良いしー」
一輝がつーんとそっぽを向く。
「なんだー? 妬いてんのかー?」
「別に。妬いてなんかいませんよーだ」
妬いているようにしか見えないのだが……?
原と目が合った……が……!
ふん。お前なんか今だけなんだよ。
みたいな目で見られた……。
たしかにそうだけどさ。