ホットココア
理科室に移動すると早速私達は準備した

だけどいきなり涼が話しかけてきた

「成田から聞いたよ?雪野今フリーなんだって?」

「そ~だよぉ」

「…じゃぁ俺は?」

「何が?」

「彼氏に?」

「それは無理だ」

私は笑いながら言った

「早!!」

「そんなことより早く準備しようよ!」

こんな会話したくないし

と、思っていたら

ブゥー…ブゥー…ブゥー…

涼の携帯が鳴った

迷わず涼は電話に出る

相手はだれだろ?

なにやら簡単に話をしていたようだった…が、突然聞き捨てならない言葉が耳に入ってきた!

「あ?彼女?今出来たとこ(笑)」

え?





えっ?





あたしの手の動きが止まった

恐る恐るゆっくり涼を見上げると

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