スノウ
ある寒い晴れた日の事だった。
兄は冬にしか取れないと言う薬草を摘みに、森へ出掛けた。
僕はこれから起こる出来事を知らないまま兄を見送った。
夕方までに戻ってくると言う言葉を信じて。
しかし兄は夕方になっても帰ってこなかった。
兄は約束を必ず守る人間。破った事など1度もなかったのだ。
だからそんな兄が約束を破る事なんて考えられない事。
不安になった僕は明かりを片手に暗い森の中へと入って行った。
自分の危険よりも兄が危険な目に遭う事の方が恐ろしかった。
兄は冬にしか取れないと言う薬草を摘みに、森へ出掛けた。
僕はこれから起こる出来事を知らないまま兄を見送った。
夕方までに戻ってくると言う言葉を信じて。
しかし兄は夕方になっても帰ってこなかった。
兄は約束を必ず守る人間。破った事など1度もなかったのだ。
だからそんな兄が約束を破る事なんて考えられない事。
不安になった僕は明かりを片手に暗い森の中へと入って行った。
自分の危険よりも兄が危険な目に遭う事の方が恐ろしかった。