スノウ
兄は道に迷い帰る時間が遅くなった。

やっとの思いで帰る事が出来た時、僕がいない事に衝撃を受ける。

兄は村の男の人達に協力を呼びかけ僕を探す事に。

それから間もなくしてだった。

雪が降り始める中、白い少女が兄の目の前に現れたのは。

まるでこっちに来てと言わんばかりに少女は森の中へ。

兄と数人の村の人達はそれに付いて行ったそうだ。

そして辿り着いた先には気を失った僕の姿。

少女にお礼を言おうとしたが既にその姿はなかったらしい。

これが僕が目を覚ます3日前の出来事だそうだ。
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