僕の明日みんなの明日
変わらないもの
この町に引っ越して数日経って、今の生活が慣れてきた。最近浩太の奴姿が見えないけど、どうしたんだ。俺に黙って成仏したのか、そんなこと絶対に許さないからな。今日放課後に捜しに行ってやる。
授業が終わり帰ろうとすると呼び止められた。
『よっ、柴原。』
こいつは確か八田だっけ?
『何、俺になんか用?』
『実はさ、今から皆でサッカーするんだけどお前も来ない?』
面倒臭い、断ろうか?でも断る理由もないし、変に嘘をついてばれたらもっと面倒臭いことになるだろうな。しかたない、浩太は明日捜すか。
それからサッカーをやったら思ったより楽しくて、八田達と仲良くなった。
『柴原って結構やるじゃん。』
『八田こそ上手いな。』
『なぁ今夜肝試しするんだけど柴原も来いよ。』
今更幽霊が怖いわけないけど、八田と遊ぶのって結構楽しいし付き合ってやるかな。
『分かった、行くよ。』
『本当か?他に来るのは佐藤と鈴木、後ここにいないけど西高も来るぜ。じゃあ今夜7時に学校に集合だ。』
『学校!?もしかして肝試しって学校か?』
夜の学校ほどつまらないもねはないぞ。
『違う違う、学校の近くの神社。実はそこに子供の幽霊が出るって噂なんだ。』
八田は楽しそうに幽霊の話しをしながら一緒に帰った、家が近所だとは知らなかった。
『八田って幽霊信じてるのか?』
『信じてるってか、居て欲しい。実はさ、柴原が転校してくる前の日に友達が死んだんだ。』
『知ってる、浩・・・大石浩太君だっけ?』
危ねぇ、知り合ったのは死んでからなのに浩太なんて言ったら知り合いみたいじゃんか。
『そう、親友だったんだ。だからもし幽霊がいるんだったら会えるかもって思ってんだ。』
『幽霊だから見えないかもよ。』
『見えなくても良い、最後に言いたいことがあるんだ。』
『何て言いたいんだ?』
『それは浩太にしか言えねぇよ。』
結局何を言いたいのか聞けずに八田と別れた。俺なら浩太の居場所を教えることも、話をさせることもできる。
存在を教えることを浩太は望んでいるだろかうか?望んだとしても浩太をこの世に縛り付けることになるかもしれない。そう考えると八田に浩太のことを教えることはできなかった。
授業が終わり帰ろうとすると呼び止められた。
『よっ、柴原。』
こいつは確か八田だっけ?
『何、俺になんか用?』
『実はさ、今から皆でサッカーするんだけどお前も来ない?』
面倒臭い、断ろうか?でも断る理由もないし、変に嘘をついてばれたらもっと面倒臭いことになるだろうな。しかたない、浩太は明日捜すか。
それからサッカーをやったら思ったより楽しくて、八田達と仲良くなった。
『柴原って結構やるじゃん。』
『八田こそ上手いな。』
『なぁ今夜肝試しするんだけど柴原も来いよ。』
今更幽霊が怖いわけないけど、八田と遊ぶのって結構楽しいし付き合ってやるかな。
『分かった、行くよ。』
『本当か?他に来るのは佐藤と鈴木、後ここにいないけど西高も来るぜ。じゃあ今夜7時に学校に集合だ。』
『学校!?もしかして肝試しって学校か?』
夜の学校ほどつまらないもねはないぞ。
『違う違う、学校の近くの神社。実はそこに子供の幽霊が出るって噂なんだ。』
八田は楽しそうに幽霊の話しをしながら一緒に帰った、家が近所だとは知らなかった。
『八田って幽霊信じてるのか?』
『信じてるってか、居て欲しい。実はさ、柴原が転校してくる前の日に友達が死んだんだ。』
『知ってる、浩・・・大石浩太君だっけ?』
危ねぇ、知り合ったのは死んでからなのに浩太なんて言ったら知り合いみたいじゃんか。
『そう、親友だったんだ。だからもし幽霊がいるんだったら会えるかもって思ってんだ。』
『幽霊だから見えないかもよ。』
『見えなくても良い、最後に言いたいことがあるんだ。』
『何て言いたいんだ?』
『それは浩太にしか言えねぇよ。』
結局何を言いたいのか聞けずに八田と別れた。俺なら浩太の居場所を教えることも、話をさせることもできる。
存在を教えることを浩太は望んでいるだろかうか?望んだとしても浩太をこの世に縛り付けることになるかもしれない。そう考えると八田に浩太のことを教えることはできなかった。