風が吹く中で
「…あの…」


私は服を脱いだときに鏡に映った自分に涙が出た


胸元は勿論、太ももにもあの…思い出したくない赤い印があった


だから翔さんには見られないように両手で必死に隠した


でも、膝の上に座らされ私を抱き締めながら顔を首元にうずめる翔さん。


お風呂に入っているからか、翔さんの吐息のせいか、息が上がる
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