先生のビー玉
第1章 1学期
部活
お疲れ様ですっ」
後輩の近藤由梨が声をかける。
ココは放課後のパソコン室。
声をかけられたのは副部長の戸田佳奈。
「お疲れ~」
面倒くさそうに机にうつ伏せになる佳奈。
「まだですか?部長は」
とまたもや質問。
「絵里?えっと…まだなんじゃない?教室は別々にでたからさ」
と答えると、
「先輩、疲れてます?」
「疲れてるって言うかさ、なんで私が副部長なわけ?
いっぱい居るでしょうが…」
「だって、先輩たちって幽霊部員が多すぎますよ」
との答えにまたもやため息をつく佳奈。
そう、このパソコン部は幽霊部員が多すぎる。
卒業アルバムに載せる写真撮影のときだけ膨大な部員になる。
普段は…5人程度しか居ないのだが…
そう、5人のみ。
で、3年になり、部長と副部長を決めるのに抜擢された理由が…
無欠席だったから。
まぁ、部長の絵里は成績優秀で容姿端麗だからだろう。
「まぁね…っていうかさ、今日は何すんだろ…
ちょっと顧問のところに行ってくるわ」
ノソッと立ち上がると、準備室に巨体が現れた。
後輩の近藤由梨が声をかける。
ココは放課後のパソコン室。
声をかけられたのは副部長の戸田佳奈。
「お疲れ~」
面倒くさそうに机にうつ伏せになる佳奈。
「まだですか?部長は」
とまたもや質問。
「絵里?えっと…まだなんじゃない?教室は別々にでたからさ」
と答えると、
「先輩、疲れてます?」
「疲れてるって言うかさ、なんで私が副部長なわけ?
いっぱい居るでしょうが…」
「だって、先輩たちって幽霊部員が多すぎますよ」
との答えにまたもやため息をつく佳奈。
そう、このパソコン部は幽霊部員が多すぎる。
卒業アルバムに載せる写真撮影のときだけ膨大な部員になる。
普段は…5人程度しか居ないのだが…
そう、5人のみ。
で、3年になり、部長と副部長を決めるのに抜擢された理由が…
無欠席だったから。
まぁ、部長の絵里は成績優秀で容姿端麗だからだろう。
「まぁね…っていうかさ、今日は何すんだろ…
ちょっと顧問のところに行ってくるわ」
ノソッと立ち上がると、準備室に巨体が現れた。