先生のビー玉
「あ、そうだ」

彼が言う。

「君がさ、強引にあいつをモノにしたらどう?」

「どうして私がっ」

と突然の発言に驚く絵里。
すると…
大声で笑い出し、

「ウソだよ。
そうなったら、あんたもあいつも人生台無しだからね」

そう言うと、

「じゃ」

そう言い、校舎の中に入って行った。
そう…パソコン室に。

その後ろ姿を見…

「ふざけた事言わないでよ」

そう言い、彼女もパソコン室に向かった。


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