先生のビー玉
「お前は、準備室に行ってろ。
まぁ、よそに行きたければ行ってもいいけど」

と彼が言ったのだ。
貴子が早速やってきて…

「じゃぁ、私もお邪魔しちゃお」

そう言い、3人で準備室へ。

「私の分も残しとくのよっ」

恭子が叫んでいた。

机の上に出されたもの…
焼そば、ドーナツ、ケーキ、クレープ、ジュース…
すべてが食べ物だ。

「戸田…こんなに食うのか?」

と驚いている彼。
すると…

「違うよ。
佳奈が、先生がこれも食べるかも~
って言いながら買ってきたんだって」

「貴子っ」

あわてている様子のかな。
すると…

「それはありがたいな。
さっき、クラスの喫茶店でまずい食い物を食わされそうになったんだよ。
だからグッドタイミングだ」

なんて言いながら食べ始めた。
すると、恭子が佳奈を呼ぶ声がする。
どうやら…どうにも操作ができないらしい。


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