先生のビー玉
結局、絵里が佳奈にプリントを渡し、佳奈が提出した。
「さっきはありがとな。
おかげで奴らを遊ばせずに済んだ」
と由梨たちを指差す。
楽しそうに絵里を囲んでのおしゃべりタイムだ。
それを見て苦笑する佳奈。
彼が採点を始めたので席について。
「絵里先輩、大変ですよね」
と部員が言うと、
「そうでもないわよ。
楽しいし…今度生徒会に遊びにくると良いわ」
と言うと、周りの部員が騒ぎ出す。
それを遠巻きに見ていると、
「答案配るぞ~」
と彼がやってきた。
その時、校内放送が流れた。
「生徒会役員の安藤さん、今すぐ生徒会室に戻ってください」
と…
結局、途中で抜けてきただけだったのだ。
サッと立ち上がる絵里。
「安藤、はい答案。
残念ながら2問不正解。
問題はちゃんと読めよ~」
と彼女に答案を手渡した。
「今度教えてくださいね」
と彼に笑顔で言う絵里。
「さっきはありがとな。
おかげで奴らを遊ばせずに済んだ」
と由梨たちを指差す。
楽しそうに絵里を囲んでのおしゃべりタイムだ。
それを見て苦笑する佳奈。
彼が採点を始めたので席について。
「絵里先輩、大変ですよね」
と部員が言うと、
「そうでもないわよ。
楽しいし…今度生徒会に遊びにくると良いわ」
と言うと、周りの部員が騒ぎ出す。
それを遠巻きに見ていると、
「答案配るぞ~」
と彼がやってきた。
その時、校内放送が流れた。
「生徒会役員の安藤さん、今すぐ生徒会室に戻ってください」
と…
結局、途中で抜けてきただけだったのだ。
サッと立ち上がる絵里。
「安藤、はい答案。
残念ながら2問不正解。
問題はちゃんと読めよ~」
と彼女に答案を手渡した。
「今度教えてくださいね」
と彼に笑顔で言う絵里。