先生のビー玉
さっきまで座っていた椅子に座り、呟いた。

「彼女に…感謝だな」

と…そして…

「戸田を守らなきゃ…な」

と。
時計を見ると、彼女が出て行って15分くらいが過ぎたようだ。

「そろそろ…出るか。
今頃…神田たちに報告してるころなんだろうな…」

保健室を出、鍵を閉めて職員室へ向かった。


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