先生のビー玉
帰る途中、彼がコンビニに駐車し…

「戸田、ちょっと買い物してくるから待ってろ」

そう言われ、しばらく待つことに。
5分後…

「ちょっと買い出ししとかないとな、何にもないから」

と笑ってまた車を発車させる。
そして…

彼のマンションに到着した。

「俺の部屋…705だからな」

と一言。
コクリと頷く佳奈。
エレベータを降り、彼の部屋へ。

中に入ると…

「先生…なんにもないです」

必要最低限のものしかないと佳奈でさえわかる。

「ん?まぁな。
ほら、ソファに座っとけ。
着替えてくる」

そう言い、部屋へ。
ただどうしていいかわからず突っ立っている佳奈。
しばらくして、

「なに突っ立ってんだ?」

笑いながら出てきた彼。
スエット姿に赤面する佳奈。

イケメンは…何を着ても似合うんだ

なんて思ったりして。


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