先生のビー玉
そして、磨き終わり、リビングへ戻る。

挙動不審になる佳奈。

すると…

「佳奈はベッドで寝なさい。
俺は、ソファで寝るから」

と寝室のドアを開ける。
中を覗くと…
ダブルベッドであろう大きなベッドが置いてある。

「え…私がソファで寝ます」

それから終わりのない押し問答。

「わかった。一緒に寝る」

彼が言い出した。
そして…
佳奈をかついでベッドに連れていく。

「動くなよ」

そう言い、戸締りをした彼、ベッドの所で突っ立っている佳奈に、

「ほら、布団の中に入って」

だが、キョドっている佳奈。
そんな佳奈を見て笑い…

「大丈夫。
何にもしやしないよ」

「そ、そんなんじゃなくって…」

「いいから」

あまり拒否しても…と思い、ベッドへ入る佳奈。
そして彼も…



< 322 / 442 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop