先生のビー玉
「こないだも見てたよな。
月、好きなんだな」
「月、好きです」
「そっか」
すると、
「ほら、飯できたって」
「あ、はい」
彼の隣に座り、取り分けられたパスタを頬張る。
やはりココの料理はおいしい。
食べ終わった頃、
「ほい、例の物」
「わっ、さすがテディさん。思った通りの出来!」
「だろ」
「全く…こっちはいい迷惑よ。
夜中までうるさかったんだから」
恵理子が両手を腰にしかめっ面。
「ゴメン、だからこうして売り上げに貢献してんじゃん」
「まぁね」
勘定を済ませると店を出た。
「ねぇ、なんなんですか?」
佳奈が彼に聞く。
「ん?えっとなぁ…手出してみ」
「あ、はい」
手を出す。
すると、手のひらにポロンと何かが落ちた。
見ると…
シルバーのペンダントトップで、涙型の真ん中にゴールドで三日月がデザインされているシンプルなもの。
だが、佳奈の好きなデザインなのだ。
月、好きなんだな」
「月、好きです」
「そっか」
すると、
「ほら、飯できたって」
「あ、はい」
彼の隣に座り、取り分けられたパスタを頬張る。
やはりココの料理はおいしい。
食べ終わった頃、
「ほい、例の物」
「わっ、さすがテディさん。思った通りの出来!」
「だろ」
「全く…こっちはいい迷惑よ。
夜中までうるさかったんだから」
恵理子が両手を腰にしかめっ面。
「ゴメン、だからこうして売り上げに貢献してんじゃん」
「まぁね」
勘定を済ませると店を出た。
「ねぇ、なんなんですか?」
佳奈が彼に聞く。
「ん?えっとなぁ…手出してみ」
「あ、はい」
手を出す。
すると、手のひらにポロンと何かが落ちた。
見ると…
シルバーのペンダントトップで、涙型の真ん中にゴールドで三日月がデザインされているシンプルなもの。
だが、佳奈の好きなデザインなのだ。