先生のビー玉
すると…
「先生、どうして私は競技会に出られないんでしょうか?
そんなに成績が悪いんでしょうか?」
かなりの剣幕で彼に意見を言っている。
「だから、下田先生から言われたんだよ。
安藤は生徒会で忙しい時期だから外してくれって。
お前、副会長だろ?
それだけ負担かかる仕事やってんだから…
あれもこれもってなったらお前が大変なんだぞ」
諭すように言う彼。
だが…
「でも、私ならできます。
今までそうやってきました。
だからできるんです。
それに、部員じゃない生徒が入ってるでしょ?
それっておかしいじゃないですか」
貴子の事を言っているのだろう。
だが、
「まぁ、他の部員を入れようか迷ったんだが、3年で戸田や一之瀬以外で毎日部活に来る生徒がいるか?
お前を除いて…」
と彼。
黙り込む絵里。
「だろ?だからだよ。
神田だったらそこそこな成績だし、矢部先生からも承諾を得られたからな。
戸田、プリントそこに置いといてくれるか?」
佳奈に気付いた彼がそう言った。
すると…佳奈を見る絵里…
そして、
「分かりました。
失礼します」
そう言うと、準備室から出て行ってしまった。
大きなため気をつく彼。
「先生、どうして私は競技会に出られないんでしょうか?
そんなに成績が悪いんでしょうか?」
かなりの剣幕で彼に意見を言っている。
「だから、下田先生から言われたんだよ。
安藤は生徒会で忙しい時期だから外してくれって。
お前、副会長だろ?
それだけ負担かかる仕事やってんだから…
あれもこれもってなったらお前が大変なんだぞ」
諭すように言う彼。
だが…
「でも、私ならできます。
今までそうやってきました。
だからできるんです。
それに、部員じゃない生徒が入ってるでしょ?
それっておかしいじゃないですか」
貴子の事を言っているのだろう。
だが、
「まぁ、他の部員を入れようか迷ったんだが、3年で戸田や一之瀬以外で毎日部活に来る生徒がいるか?
お前を除いて…」
と彼。
黙り込む絵里。
「だろ?だからだよ。
神田だったらそこそこな成績だし、矢部先生からも承諾を得られたからな。
戸田、プリントそこに置いといてくれるか?」
佳奈に気付いた彼がそう言った。
すると…佳奈を見る絵里…
そして、
「分かりました。
失礼します」
そう言うと、準備室から出て行ってしまった。
大きなため気をつく彼。