先生のビー玉
恵理子の店に到着し、彼は店へとはいって行った。
5分経っただろうか…
両手に袋を持ってやってきた。
漂ってくるいいにおい。

「お前を連れて来いってうるさくてな。
ほれ、たくさん食料もらってきた」

「いいにおいですっ」

嬉しそうに言う佳奈を見て萌える彼。
そして貴子の家へ…

駐車場に停めたと同時だった。

「わ~不純異性行為~」

と言いつつバックを佳奈に渡す貴子。

「バカたれっ」

彼が言うと、

「この借りはちゃんと払ってもらうからね~」

とさっさと行けとばかりのジェスチャー。

「ありがとうねっ貴子」

そう言うと、車を発車させる彼。

「なんだ?それ」

彼が聞く。

「お泊まりセット。
貴子の家に置いてもらってるんですよ。
泊ることが多いから」

佳奈の一言に…

「それで神田の家に…ほぉ…驚いた」

「ね、だから、おとまりっ」

嬉しそうにはしゃぐ佳奈だった。

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