先生のビー玉
その後…

風呂に入り、ソファに座ってDVDを見ている二人。
相変わらず飲んでいる彼。

「飲みすぎ」

「ん?」

酔っぱらっているのかトローンとした表情の彼。
そして…

「自動車学校…いっつも一緒に行こうかなぁ」

なんて言い出したのだ。

「な、何言ってんの?無理だよ」

と驚いた佳奈。

「無理なんだよなぁ…無理~」

「ひやっ」

抱きしめられる佳奈。

「ちょ、浩ちゃん?」

態勢を整えようとしたが、身動きが…できない。
彼の目が佳奈を捕らえる。

「んっ…」

長いキス。
今までとは違って優しいかと思えば激しくされたり…
ただ、必死でそれにこたえる佳奈。
しばらくして佳奈から離れる彼。
ぼーっと彼を見ていると、

「その表情…ヤバいよ」

「だって…わっ」

「我慢できない」

そのままベッドに連れて行かれる佳奈。
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