先生のビー玉
「なんか…別人」

そう呟くと、

「当たり前です。
今は、浩ちゃんモードですから」

と言い、キッチンに立つ。

「今日は夕飯作るよ。
風呂、入れてきてくれるか?」

そう言い、佳奈は着替えてバスルームへ。
しばらくして帰ってきた佳奈。

「明日、彼と話する。
ちゃんと彼氏がいるからって言う」

とキッチンに向かって言った。
振り返った彼。

「ちゃんと言えるか?
大丈夫か?俺は…心配なんだが」

「大丈夫。
学校で言うし、じゃないといつまでたってもおんなじことの繰り返しだから」

そういう佳奈をじっと見つめ…

「何かあったら大声で叫べ。
そしたら絶対だれかが来てくれるから」

アドバイスになったかどうかわからないがそういう彼だった。

そしていつものように夕飯を食べ、風呂に入り、ベッドでは際どい攻撃を受けながら眠りに入った二人だった。

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