先生のビー玉
「先生は…何が言いたかったのかな?」

佳奈が言うが、

「気にしなくてもいいよ。
それより、今日言うのか?やっぱり…」

と彼。
コクリと頷き、

「だって、言わなきゃずっと状況は変わらないし、変わらないとしても私の気持ちはちゃんと伝えたいから」

と佳奈。

「だけど、俺は心配だ」

佳奈のおでこをつつく。

「大丈夫」

佳奈はつつかれたおでこをなでながら言う。
すると…ベッドに座っていた佳奈を押し倒す彼。

「ちょ、こ、浩ちゃん?」

「する?」

「えっ?うそっ」

「証拠、付けとこうかなって」

「証拠?」

すると、何も言わず佳奈のブラウスのボタンを二つほどはずす。
抵抗をしない佳奈。
そして…

「証拠…」

「イタッ…んっ…」

「これ、俺のしるし」

「はぁんっ…」

耳たぶをなめるように言う彼。
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