恋のしるし。


でっかい扉を片手で押し開けて
入ってきたのはちょーイケメンの同い年くらいの男の子だった

髪の毛がWAXでくしゃってなってて長身で、お兄ちゃん系のあたし好みの人だった






「……のちゃん、梨乃ちゃん!!」


『わっ、何!?!?』


「今見惚れてたでしょ~」


『ちがっ、違うからぁ!!!』

「顔真っ赤よ~♪」

「あの~…」

「あらぁ、ごめんなさいね…
梨乃ちゃん、今度執事になってくれる熊城悠斗君よ。」


「梨乃お嬢様、熊城です。
これからよろしくお願いしますね」




『あっ、はい…』

「じゃあ、ママ今から会議だから二人で寮に帰ってちょーだい。
またね~。」


「あ、梨乃ちゃん!?
amourの事は自分で言うのよ??
…ばぁ~い♪」



と、悠斗君が聞いてないのを良いことにとんでもないことを大声で言ってくれた




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