どスケベやけど…Final
帰って早速、麻衣が両親に話しをつけてくれて、次の日曜逢ってくれる事になった。
「パクッ。」
サンドイッチを一口頬張った。
「何、読んでるんだ?」
牛丼食いながら、島田が本を覗き込んで来た。
「『上手く相手の親に挨拶する方法』?
えっ、まさかもう結婚すんの、お前ら?
彼女まだ大学じゃなかったっけ?」
「おう。まだ学生やから、取り合えず同棲?」
「同棲かぁ…ピチピチ二十歳の女と…。男の理想だな…。」
「まあ、あっちの親に許可貰ってからや。」
「ふぅ~ん。結婚は墓場なんて昔聞いた事有ったけど、お前見てたら、結婚もいいなって思えてくるよ。」
「島田…。」