どスケベやけど…Final
そして…遂に来た、決戦の日曜日。
スーツも新しいのにしたし、髪もセットしたし。
「よっしゃ。行くか!!」
「太一さん、準備出来た?」
寝室のドアを開けて、顔だけを覗かしてる。
「出来たで。ぼちぼち行くか?
ん!?
どないしたんや?
真っ赤な顔して。」
「い…いえ。何でもないです。」
バタンッ!!
そんなに、急いでドア閉めいでも…。
「麻衣~、どないしたんや?」
寝室を出て、真っ赤な顔でソファーに座る麻衣の隣に座った。
「何でも…ないです…。」
「さては、惚れ直したか?」
わざと、麻衣の耳元で聞いたった。
「まさか、ビンゴ?」
ますます赤くなった顔。