どスケベやけど…Final
「いっ…行きますよ!!」


両方の頬っぺたを、押さえてソファーを立った。


「まだえいやん。
座りぃな。」


「いいですぅ~(>_<)」


「そう言わんと」

俺も立ち上がって、麻衣を抱きしめる。

「惚れ直したんやろ?正直に言うたらええやん?」


「……かった。」


胸の中で、小さく呟いた。


「ん?何て?」


「格好良かったのっ!!髪も流してて、新しいグレーのスーツ着てるから、普段と全然違ってて……それで…格好いいって…思ったの!
おわりっ!!」


「よく、出来ました。」


背中を軽く、ポンポンとした。


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