眠り王子
Un idiot?
「あぁぁぁぁきぃぃぃぃぃらぁぁぁぁっ!!」
朝から元気に空中技を披露する姫。何故重力を無視して俺の腰に飛び付けるのだろうか。
「うわっ!? 何だよ」
「おはよぉー」
「あ、うん。おはよう」
「今日はねぇ、お祖母ちゃんがねぇ、鮭入れてくれたよぉ」
「お婆ちゃんに甘えやがって……俺なんか自分で作った炒飯だけだぞ」
今日は親が泊まり込みの仕事だったため、朝ごはんから弁当まで自分で作るはめになった。朝から作る気力も無く、お弁当は簡単に葱とチャーシューを切ってごま油で炒めただけの男の炒飯だ。
「んー……一緒に食べるー……?」
「毎日一緒に食べてるだろ」
首を傾げて聞く姫を一刀両断。今さら何を言う。
朝から元気に空中技を披露する姫。何故重力を無視して俺の腰に飛び付けるのだろうか。
「うわっ!? 何だよ」
「おはよぉー」
「あ、うん。おはよう」
「今日はねぇ、お祖母ちゃんがねぇ、鮭入れてくれたよぉ」
「お婆ちゃんに甘えやがって……俺なんか自分で作った炒飯だけだぞ」
今日は親が泊まり込みの仕事だったため、朝ごはんから弁当まで自分で作るはめになった。朝から作る気力も無く、お弁当は簡単に葱とチャーシューを切ってごま油で炒めただけの男の炒飯だ。
「んー……一緒に食べるー……?」
「毎日一緒に食べてるだろ」
首を傾げて聞く姫を一刀両断。今さら何を言う。