ひとり<ふたり
大学生やOLさんにモテモテのリンにかなり嫉妬して家に帰ったらベタベタしまくる。



そのせいでリンは我慢の限界らしいけど。



「なんで俺の部屋でテレビ見んの!?」

「だってさぁ~、バイトしててもリンと喋れないんだもん」

「マジで襲うよ?」

「リビングに両親が揃ってますけど?」

「ん゙~~~…」



悶々してるらしいよ、リンチャン。



ふたりきりになれるのは当分ないし。



可哀相~。



「そろそろお風呂入って寝よ~」

「あっ、紅」

「はい?」

「明日…休みだから!!そ、そのぉ…デートとか…しませんか…?」



なんなの!?



マジカワイイ…。



改まったりするのが苦手みたいで超カワイイ…。



顔赤いよ、リン。



「してあげてもいいですよ~」

「じゃあ早起き!!なっ!?」

「どこかに行くつもり?」



ニコ~ッと笑ってるリンがカワイすぎて開けかけた襖を閉めて抱き着いた。



超好き…。



「チューしてからお風呂入る…」

「甘えモードは反則…。いつもそうだといいのに」



リンが死ぬほど好き。



< 149 / 516 >

この作品をシェア

pagetop