ひとり<ふたり
一瞬怯んだヒメにも容赦なく毒を吐く。
「いまさらリンをどうにかしたいわけ?だったらあたしにでもなりなよ。そしたら愛してもらえるんじゃない?」
「うわっ、自信過剰…」
「胸糞わりぃから行くよ、リン」
はいはい。
やっぱり紅の強気なとこはたまらない…。
立ち上がって場所を変えようとした時、ガシッと腕を掴まれた。
「部屋に行きます!!」
「ごめん、今は紅と別の場所で暮らしてるから」
「同…棲…?」
「うん、悪いけど本気で紅以外ムリ。じゃあね、ヒメ」
スタスタと先を歩く紅を追い掛けた。
なにも話さないこの恐怖!!
人気のない音楽室に入った紅がやっと立ち止まった。
顔を覗くとポロポロと涙を流してる…。
「マジ…ムカつく!!リンの過去なんか知らなくていいもんっ!!」
過去に嫉妬してんの?
泣くほど悔しいのかな…。
「ごめんね?もう紅だけだから泣かないの」
「当たり前だバカぁ~…」
一生守って行こう。
これからは紅と生きるんだ!!
マジ好きっ!!
「いまさらリンをどうにかしたいわけ?だったらあたしにでもなりなよ。そしたら愛してもらえるんじゃない?」
「うわっ、自信過剰…」
「胸糞わりぃから行くよ、リン」
はいはい。
やっぱり紅の強気なとこはたまらない…。
立ち上がって場所を変えようとした時、ガシッと腕を掴まれた。
「部屋に行きます!!」
「ごめん、今は紅と別の場所で暮らしてるから」
「同…棲…?」
「うん、悪いけど本気で紅以外ムリ。じゃあね、ヒメ」
スタスタと先を歩く紅を追い掛けた。
なにも話さないこの恐怖!!
人気のない音楽室に入った紅がやっと立ち止まった。
顔を覗くとポロポロと涙を流してる…。
「マジ…ムカつく!!リンの過去なんか知らなくていいもんっ!!」
過去に嫉妬してんの?
泣くほど悔しいのかな…。
「ごめんね?もう紅だけだから泣かないの」
「当たり前だバカぁ~…」
一生守って行こう。
これからは紅と生きるんだ!!
マジ好きっ!!