ひとり<ふたり
なんだか逞しく見えた…。
リンが成長してる…。
「あなたが先輩の彼女ですか?」
「そうだけど?」
「先輩をヒメに返してあげてください…」
「バッカじゃねぇの!?そんなのリンが決めることでしょうが。返すもなにも、リンはあたしのとこに好きでいるんだよ」
黙っちゃった後輩君とヒメの友達…。
類は友を呼んでる感じでマジムカつくヤツ。
「あたしがリンを手放したとこでリンはあたしから離れないよ」
「そんな自信どこから来るんですか…」
「愛されてるからです。じゃ、レッスン行かなきゃっ!!」
後輩君にお礼を言ってからテーブルにお金を置いて立ち去った。
本当にイイ後輩だったよ、龍治…。
あたしらが大きくなれた暁にはお前にハンバーグでも食わせてやるから。
あとはあたし、リンを信じるしかない。
きっとリンはあたしを裏切ったりしないから。
デッカイ顔して彼女の席に座ってるよ。
リンは誰にも譲らないしヒメにも返さない。
盗れるもんなら盗ってみろっつーの。
リンが成長してる…。
「あなたが先輩の彼女ですか?」
「そうだけど?」
「先輩をヒメに返してあげてください…」
「バッカじゃねぇの!?そんなのリンが決めることでしょうが。返すもなにも、リンはあたしのとこに好きでいるんだよ」
黙っちゃった後輩君とヒメの友達…。
類は友を呼んでる感じでマジムカつくヤツ。
「あたしがリンを手放したとこでリンはあたしから離れないよ」
「そんな自信どこから来るんですか…」
「愛されてるからです。じゃ、レッスン行かなきゃっ!!」
後輩君にお礼を言ってからテーブルにお金を置いて立ち去った。
本当にイイ後輩だったよ、龍治…。
あたしらが大きくなれた暁にはお前にハンバーグでも食わせてやるから。
あとはあたし、リンを信じるしかない。
きっとリンはあたしを裏切ったりしないから。
デッカイ顔して彼女の席に座ってるよ。
リンは誰にも譲らないしヒメにも返さない。
盗れるもんなら盗ってみろっつーの。