ひとり<ふたり
朝から寝坊&紅とのバトルのおかげで俺も不機嫌なわけで…。
チャリを置いて校舎に向かう途中で肩に掛けてたバッグをグッと引っ張られて更にイラッ…。
振り返るとショートカットの女のコ。
「好きです!!」
「そういうのもう勘弁して?俺のなにがいいわけ!?俺お前と喋ったことあんのか!?マジで、やめろ」
なんて酷いことを言ってしまった。
ベシッと紅に叩かれ…。
「あんた最低~。行こう、チビチャン」
ムカつく、紅…。
告って来たコを慰めるようにして校舎に入って行った紅を見つけたのは休み時間のベランダ。
前に俺が声をかけたベランダの下に男と一緒にいる…。
「入学した時から好きなんだけど…」
「ムリ。リンに敵うと思ってんの?ってかあんたと喋った記憶ないし。マジ誰?」
俺より最低じゃねぇか紅…。
ポケットにあった飴を紅目掛けて投げた。
あっ、手元が狂った…。
パシッと男に命中…。
「なにしてんのリン!!謝れ!!」
「う、うるせぇバーカ!!」
開き直るしかないよ、僕。
チャリを置いて校舎に向かう途中で肩に掛けてたバッグをグッと引っ張られて更にイラッ…。
振り返るとショートカットの女のコ。
「好きです!!」
「そういうのもう勘弁して?俺のなにがいいわけ!?俺お前と喋ったことあんのか!?マジで、やめろ」
なんて酷いことを言ってしまった。
ベシッと紅に叩かれ…。
「あんた最低~。行こう、チビチャン」
ムカつく、紅…。
告って来たコを慰めるようにして校舎に入って行った紅を見つけたのは休み時間のベランダ。
前に俺が声をかけたベランダの下に男と一緒にいる…。
「入学した時から好きなんだけど…」
「ムリ。リンに敵うと思ってんの?ってかあんたと喋った記憶ないし。マジ誰?」
俺より最低じゃねぇか紅…。
ポケットにあった飴を紅目掛けて投げた。
あっ、手元が狂った…。
パシッと男に命中…。
「なにしてんのリン!!謝れ!!」
「う、うるせぇバーカ!!」
開き直るしかないよ、僕。