ひとり<ふたり
髪を切ってから金髪のセミロングのウィッグ着用の紅にズッキュ~ンしちゃう俺。



めちゃくちゃカワイイの…。



だってコンタクトの色まで変えちゃったから…。



カワイイよ紅タン…。



萌え萌え萌え~…。



「あぁぁぁぁっ!!」



俺達が司会者に挨拶に向かう廊下でデカい声が聞こえた。



見たことあるヤツらがこっち指差してるっ!!



「バスター発見!!」



男3人組のダンスユニット。



歌は微妙なんだけどカッコイイんだ!!



「紅チャン紅チャン!!」

「は、はい?あっ、初めまして、バスターのリーダー紅です」

「「マジヤッバ~イ!!」」



まさか…紅ファン?



しかも年下じゃなかったっけ…。



「俺アキラ!!バスターのファンです!!ってか顔小さい…」

「俺エイジ!!金髪ヤバイ…」

「僕ケントです。めちゃカワイイ…」



みんな紅ファン…。



ダメダメ、紅はやんない。



スッと紅を後ろに隠して俺達も自己紹介した。



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