ひとり<ふたり
着替える余裕もないのか、そのままベッドにうつ伏せになってる。
これは本格的にやばいんじゃないかな?
「リン、薬持ってきたから飲んでから寝て?」
「飲めない…。動けない…。飲ませて?」
「甘えてんじゃねぇ。さっさと飲め」
「はい…」
薬とグラスに入った水を全部飲んでから制服を脱がせた。
少し汗ばんだ肌にドキッとしたけど…。
今は欲情しちゃダメ…。
「紅奥さんだね~…」
「何言ってんの。早く治してよ?」
「なんかいいね、心配されるのって…」
ヘラヘラ笑うリンに少しだけ安心。
心配しないはずないじゃん。
世界でいちばん心配だよ。
「なんか食べられる?」
「弱った俺に紅の料理で殺す気?」
「今殺してやろうか?葵に作ってもらうから!!」
「ご飯じゃなくて甘いの食べたい…。ってか…みかん食べたい…」
よし、愛しのリンチャンのためにみかん買ってきます!!
と、思ったものの…。
今の季節じゃちょっと早いみたい。
めちゃくちゃ高いよ…。
そんなにお金持ってないし…。
これはもうみかんの缶詰出我慢してもらうしかない。
これは本格的にやばいんじゃないかな?
「リン、薬持ってきたから飲んでから寝て?」
「飲めない…。動けない…。飲ませて?」
「甘えてんじゃねぇ。さっさと飲め」
「はい…」
薬とグラスに入った水を全部飲んでから制服を脱がせた。
少し汗ばんだ肌にドキッとしたけど…。
今は欲情しちゃダメ…。
「紅奥さんだね~…」
「何言ってんの。早く治してよ?」
「なんかいいね、心配されるのって…」
ヘラヘラ笑うリンに少しだけ安心。
心配しないはずないじゃん。
世界でいちばん心配だよ。
「なんか食べられる?」
「弱った俺に紅の料理で殺す気?」
「今殺してやろうか?葵に作ってもらうから!!」
「ご飯じゃなくて甘いの食べたい…。ってか…みかん食べたい…」
よし、愛しのリンチャンのためにみかん買ってきます!!
と、思ったものの…。
今の季節じゃちょっと早いみたい。
めちゃくちゃ高いよ…。
そんなにお金持ってないし…。
これはもうみかんの缶詰出我慢してもらうしかない。