ひとり<ふたり
無理矢理紅と一緒の風呂に入れてみたらギャーギャー騒ぎながら入ってる…。



これは明日にでも助っ人を呼ぼう…。



「もしもし?リマいる?」

「俺じゃなくてリマに用事かよ」

「子供好きそうだからさ…」



マキに事情を話したら明日はマキもリマも付き合ってくれるらしい。



一安心…。



「ねぇお兄ちゃん、紅お姉ちゃん病気かな?」

「なんで!?」

「体に痣がいっぱいあったの…」



まさかそれは俺が付けたキスマークでは…?



え゙っ、マジで心配顔…。



「ぷ、プロレスごっこしてたらぶつけたんだよ!!病気じゃない!!」

「よかった!!もう寝るね?」

「うん、おやすみ!!」



子供って純粋だけど恐ろしい生き物だ…。



下手なことしたら周りに口外されそうだし…。



特に女のコって口が軽そう…。



「あたしも疲れたから先に寝る」

「おやすみ…。俺も疲れたから寝るよ…」

「寂しいね、一緒に寝ないの」

「…………チューしよっか」

「ん…」



こういう紅がたまんないっ!!



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