双子は魔法使い!?
第6話・仁義なき戦い!ー後編ー
○o。龍之介Side。o○
「欠席は…佐藤2人か」
担任の松井が双子の席に視線を向けると、出席簿に書き込んだんじゃ。
「珍しいな、今日で1週間だぜ」
わしの方に振り返ると、小声でリキが話しかけてきた。
「何があったんじゃろうな」
わしゃぁ知らんふりをすると、返事をしたんじゃ。
あれから1週間、双子は学校を休んどったんじゃ。
欠席の理由は、たぶんわしじゃの。
1時間目の休み時間、わしゃぁ廊下を1人で歩いとったんじゃ。
「――早乙女くん、だよね?」
後ろから誰かに声をかけられて振り返ると、1人の女の子がおった。
「ちょっと、いいかな?」
薄いピンクの唇を動かし、首を傾げながらカノジョがゆぅた。
○o。龍之介Side。o○END
「欠席は…佐藤2人か」
担任の松井が双子の席に視線を向けると、出席簿に書き込んだんじゃ。
「珍しいな、今日で1週間だぜ」
わしの方に振り返ると、小声でリキが話しかけてきた。
「何があったんじゃろうな」
わしゃぁ知らんふりをすると、返事をしたんじゃ。
あれから1週間、双子は学校を休んどったんじゃ。
欠席の理由は、たぶんわしじゃの。
1時間目の休み時間、わしゃぁ廊下を1人で歩いとったんじゃ。
「――早乙女くん、だよね?」
後ろから誰かに声をかけられて振り返ると、1人の女の子がおった。
「ちょっと、いいかな?」
薄いピンクの唇を動かし、首を傾げながらカノジョがゆぅた。
○o。龍之介Side。o○END