双子は魔法使い!?
人だかりから誰かが抜け出してきた。
「要様、どちらに?」
サラリと黒髪をなびかせた男は、未来が話していた生徒会長だった。
人だかりを抜け、生徒会長は俺たちに近づいてきた。
って、何の用だ!?
眉をひそめている俺をシカトするように、生徒会長は未来の前にひざまずいた。
「はっ?」
一体何が起こったって言うんだ?
未来も驚いたと言うように、目をパチパチさせている。
生徒会長はそんな俺たちに気づいていないと言うように、未来の手をとった。
えっ、今から何するの?
そう思った俺に、生徒会長はチュッと未来の手の甲にキスをした。
うわっ、大胆なことをするな。
そう思った瞬間、生徒会長は顔をあげて未来を見つめた。
その形のいい唇から、とんでもない一言が放たれた。
「要様、どちらに?」
サラリと黒髪をなびかせた男は、未来が話していた生徒会長だった。
人だかりを抜け、生徒会長は俺たちに近づいてきた。
って、何の用だ!?
眉をひそめている俺をシカトするように、生徒会長は未来の前にひざまずいた。
「はっ?」
一体何が起こったって言うんだ?
未来も驚いたと言うように、目をパチパチさせている。
生徒会長はそんな俺たちに気づいていないと言うように、未来の手をとった。
えっ、今から何するの?
そう思った俺に、生徒会長はチュッと未来の手の甲にキスをした。
うわっ、大胆なことをするな。
そう思った瞬間、生徒会長は顔をあげて未来を見つめた。
その形のいい唇から、とんでもない一言が放たれた。