ほっとここあ
「どうしてきたんですか?」
「ん-あいたかったから?」
私の胸がどくんとなる
「でもなんでわざわざ
学校まで…?」
「え―
だってメアド教えたのに
メ―ルくれないから-!!」
倉崎さんが少し
頬をふくらませる
「あの
なんで学校知ってるん
ですか…?」
「制服で分かった♪」
「あの…
こないだなんで
私を助けたんですか…?」
「ヒーロ―だから?」
「なんですか、それ」
「嘘
なんか普通に
女子高生と入れ替わりに
ちゃら男たちが
入ってったなら
怪しいなぁって」
「何歳なんですか?」
「20♪」
「ぢゃぁ…
3才さだぁ」
「ん?」
「なんでもないです
…彼女は?」
「ん―
今はい―ひん
こっちくる時に
別れても―た」
私は嬉しいような
申し訳ない事を
聞いてしまったような
複雑な気持ちになって
少し俯く
「あ、
そだ俺も1つ
きいていい?」