ほっとここあ


「どうしてきたんですか?」

「ん-あいたかったから?」

私の胸がどくんとなる

「でもなんでわざわざ
学校まで…?」

「え―

だってメアド教えたのに
メ―ルくれないから-!!」

倉崎さんが少し
頬をふくらませる

「あの

なんで学校知ってるん
ですか…?」

「制服で分かった♪」

「あの…

こないだなんで
私を助けたんですか…?」


「ヒーロ―だから?」

「なんですか、それ」

「嘘
なんか普通に
女子高生と入れ替わりに
ちゃら男たちが
入ってったなら
怪しいなぁって」

「何歳なんですか?」

「20♪」

「ぢゃぁ…
3才さだぁ」

「ん?」

「なんでもないです

…彼女は?」

「ん―
今はい―ひん
こっちくる時に
別れても―た」


私は嬉しいような
申し訳ない事を
聞いてしまったような
複雑な気持ちになって

少し俯く


「あ、


そだ俺も1つ
きいていい?」


< 41 / 100 >

この作品をシェア

pagetop