ほっとここあ


私は大きなチャイム
音で目を覚ます

…どうやら私は

6時間まるまる
寝てたらしい




「あら-

山崎さんやっと
おきたのぉ?」

高山が自分の子分を
連れて近づいてくる

「それでぇ

今日-みんなで
カラオケ行くんだけどぉ

一緒にいかなぁい?」

「は?」

私は目を丸くする


「だぁからぁ

みんなでカラオケ
行こっつってんの」

「意味分かんない」

想像していた事と
違う事を言われ
私は頭ん中で

高山の言った事が
理解できない

「も-


いいから来てっっ」

高山が私を引っ張る

その後ろから
子分達がついてくる

「ま…待って」

必死に抵抗する私を無視して高山は私を引っ張り続ける





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