ほっとここあ
ついたのは駅前の
小さなカラオケBOX
…なんかこの光景
マンガとか小説で
よく見るかも…
「な…ねぇ高山
私なにされんの?!」
「は?
カラオケなんだから
歌うにきまってんぢゃん」
高山がクスクス笑うと
子分達も
クスクス笑う
…怖
今すぐ逃げだしたい!!
私はくるっと
方向転換する
「やだぁ
どこいくの-?」
高山がすかさず
私のうでを
つかむ
「帰るっっ」
「ざけんな」
高山が今まで聞いた事のないような低い声で
つぶやく
子分達が私の両腕を
つかみ
カラオケBOXの部屋に
無理矢理つれこむ