願いはひとつだけ…
| 序
ハァ~
何時ものように早めに家を出て、高い空に向かって白く煙る息を吐き、
冬だなぁ~
「さぶ…」
マフラーに手袋、制服の下にはカイロという完全防寒の出で立ちにも関わらず、寒がりの私は
頬に刺さるような冷たい風に身震いする。
顔の半分をマフラーに埋め、三年間通い続けている歩いて15分の学校へ向かう。
見慣れた景色、そして見慣れた光景…
何時ものように早めに家を出て、高い空に向かって白く煙る息を吐き、
冬だなぁ~
「さぶ…」
マフラーに手袋、制服の下にはカイロという完全防寒の出で立ちにも関わらず、寒がりの私は
頬に刺さるような冷たい風に身震いする。
顔の半分をマフラーに埋め、三年間通い続けている歩いて15分の学校へ向かう。
見慣れた景色、そして見慣れた光景…
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