願いはひとつだけ…
更に怒鳴られると思い、
身体を固くして身構えていると、

「へぇ、そんなに俺に構いたいんだ。
笑顔が見たいんだ…」

声が余りに近かったので
驚いて目を開けると、
先生の顔が目の前にあった。

えっ!?

次の瞬間、考える間もなく、私は倒され、真上に先生の顔があり、押さえ込まれて身動きが出来ない状態になっていた。

せん…せ…?

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