願いはひとつだけ…
3駅乗り、乗り換えて更に5駅乗って着いた駅を見ると、先生は少し何かを感じているようだったが、私達は、終始無言だった。


そこから歩いて10分ほどのある家の前に立っていた。

門構えの立派な、白い洋風の建物

表札には『鈴城』と書かれていた


驚く先生を余所に、私はその家のインターフォンを鳴らした。

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