願いはひとつだけ…
家に帰ると、直ぐ朋美に電話をかけた

まだ何も話していないのに

『良かったね』

と言われ「何で?」

尋ねると、

『声が笑っているから』
だそうで、

今日のことを話している間、朋美にずっと話し方がキモいだの、ウザイだの散々言われたが、
それでも嬉しくて
私の頬は緩みっぱなしだった

< 73 / 94 >

この作品をシェア

pagetop