願いはひとつだけ…
「わぁ~、可愛い…」

そこは、少し小高い丘の上に小さな教会が建っていて、傍に立つ木や建物に可愛いらしいデコレーションがされていたため
私の口から出た第一声だった。


そのまま教会に行くものだと思っていたら
少し登ると、横道に入っていき、行き着いた所は
一面に広がる墓地だった

先生は迷うことなくその中の一つの前に立ち止まった。

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