王子の命令は絶対です!


次の日、


『まってよ。』

低いトーンで呟く。


「なんだよ」


『先輩勝手すぎ。』


「俺はそーいう奴だから。」


腕をつかんだアタシ。


「じゃ。」


そーゆうことかよ。

智高くんの腕には無数の切り傷があった。


おもしろいじゃん


そろそろ来る…




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