王子の命令は絶対です!

なんで~



「心ちゃん俺のこと嫌い?」


『そんなこと言うなんてちー君らしくないよ?』

「聞いちゃったんだよね…爽から心ちゃんが俺じゃ頼りないって言ってるって」


『は…?何それ』


「違うならごめん…(ノ_・。)」


『なんで?ちー君ひどいよ…そんなのちー君じゃない、ちー君、嫌い!!』

「心ちゃん…」


アタシはその場に居たくなくて、

信じてたのに、

1番アタシを理解してくれて1番大切な人がアタシを信用してくれていない。

こんなに辛いことはなかった。

また一緒。

ちー君もアタシの正体を知って態度を変える人達と一緒だったんだね、


アタシ、馬鹿みたい。

やっぱり一人。

早く逃げたい、ここに居たくない!!


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