破れぬ誓い



「それは何時だ?」

「6月5日。明後日だ。」

「明後日!?」

「あぁ。」


また近藤さんが考え込む。

少しうなった後近藤さんは「会津藩たちに応援を要請するか。」と呟いた。


「俺があとで文を出す。総司、隊士どもを集めろ。」


「はい」と総司は部屋を出て行った。

近藤さんは文を書くため部屋を出て行った。

残るはアタシと土方さんだけだった。









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