おにぎり丼。
第6章 犯人探し
■遺書
雪の散らつく2月の寒い夜だった。
どういう理由で、それが、そこにあったのかは、全くわからないが、私は見つけてしまった。
ファーストフーズ1号店。
の、ロッカーの前で。
私は立ち尽くしていた。
私が久々に1号店を訪れたのは、挨拶をするためだった。
ヒトシと話し合って決めたことだが、私は、1号店のアルバイトから社員に昇格して2号店に配属されることになった……ということになった。
もともと私は、2号店の社員なのだから、昇格も何もあったものではないが、1号店のスタッフに、怪しまれないためにも、そういう形にしておく必要があった。
ヒトシが1号店を仕切ることになり、二つの店を隔てていた壁がなくなりつつある。
2号店で社員として働く私の存在がばれる前に、手を打っておこうということになった。
2号店の社員になりましたと、村松さんに報告するために、私はファーストフーズ1号店にやって来たのだった。
どういう理由で、それが、そこにあったのかは、全くわからないが、私は見つけてしまった。
ファーストフーズ1号店。
の、ロッカーの前で。
私は立ち尽くしていた。
私が久々に1号店を訪れたのは、挨拶をするためだった。
ヒトシと話し合って決めたことだが、私は、1号店のアルバイトから社員に昇格して2号店に配属されることになった……ということになった。
もともと私は、2号店の社員なのだから、昇格も何もあったものではないが、1号店のスタッフに、怪しまれないためにも、そういう形にしておく必要があった。
ヒトシが1号店を仕切ることになり、二つの店を隔てていた壁がなくなりつつある。
2号店で社員として働く私の存在がばれる前に、手を打っておこうということになった。
2号店の社員になりましたと、村松さんに報告するために、私はファーストフーズ1号店にやって来たのだった。